■更正すると約束していた少年
… アデュラムの一人の少年が地獄に引きずられて行きました。 彼は、軍隊のある士官から、『使い走り』の役目を解雇された少年でした。 私たちは彼が街で幾日も物乞いをしているのを見て、アデュラム救済ホームに彼を連れて来ました。彼は更正することを約束し、うわべはきちんとしているように見せました。また、かなりの間、福音を聞いており、悔い改めたと公言していました。 ホームからさまざまな物が無くなりましたが、そのどろぼうが見つかったのは、この少年が盗品を売りに行く途中で捕まった時でした。 それから私たちは彼をホームから出しました。 この少年は、それから数ヶ月間、物乞いの生活をしていました。この間、彼は、私たちが彼に戻ることを許すなら自分は更正すると繰り返し約束しました。 それから私たちは彼にもう一度チャンスを与えました。主も彼にもう一度チャンスをお与えになりました。というのも、生活を正すに十分なまでに、聖霊の現れや超自然的な啓示もあったからです。 この少年自身も聖霊の油注ぎを受け、主は彼の罪をじかに取り扱われ、彼にもっと良い道を示されました。 ■ふたたび罪の生活へ… そういうすべてのことにもかからわず、この少年は逃げ去って、物乞いとどろぼうをする街のギャングに加わりました。 二、三ヶ月後、彼はころんで片腕を骨折し、感染症を患うようになりました。そして彼が死にかけていた時、ある病院の職員に拾われました。 ところが、その病院で、彼はあまりにも不従順であったため、放り出されました。 そして、彼は路上で死にかけていました。 彼は悔い改めるとの約束をもって私たちのところに来たので、私たちは彼をあわれみ、もう一度彼を収容しました。 彼は日一日と、人生の終わりに近づいていました。 ■彼を地獄へと迎えに来た悪霊ども 彼が死ぬ前の日の晩、私は、この地上のものではないような悲鳴で目が覚めました。それは、何らかの野生動物か、何らかの恐ろしいものの、薄気味悪い遠吠え(わめき声)のように響きました。 その翌日、その少年が死んだ時、私は外出中でした。彼が死の苦しみの中で横たわっていた時、うれしそうな、恐ろしい悪霊どもが彼の周りに集まりました。 彼のたましいが彼の体から離れようとしていた時、その少年は、自分を捕らえる者どもを見て、泣き、わめき、悲鳴を上げ、このうえなくおびえて、声の限りに叫びました。 「ベイカーさん、助けて! 助けて! 助けて! ああ、ベイカーさん、すぐに来て! ベイカーさん、ベイカーさん、ベイカーさん! 助けて、あいつらがみんな鎖を持って、俺の周りにいるんだ! あいつらが俺を連れに来たんだ。 助けて、助けて、ベイカーさん、助けて! あー、あー、あー、助けて! 助けて! 助けて! あいつらが俺を鎖で縛ってる。助けて! 助けて! あー、あー、あー、助けて! あー、じ…ご…」 ![]() (ハロルド・A・ベイカー著『終わりの時代の出来事』より抜粋)
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■地獄での23分 ■地獄で焼かれていた兄弟と友人たち ■スキューバ・ダイバーの体験 ■サタンにだまされた16歳の少年 ■福音をばかにした男の結末 ■私は地獄の中を歩いた! ■神を拒んだ老婦人 ■ガーナの少年が目撃した最後の審判 ■地獄に行きかけた無神論者! ■本物の地獄体験・サタンの偽光体験 ■天国での感激の再会! ■天国にいた動物たち! |
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