私が二十歳位の時でした。国(スウェーデン)のある老人ホームで働いていた時のことです。 ある日、Kという名前の老人の体の具合が急変し、亡くなろうとした時のことです。 私は彼のベッドのそばに立っていました。 Kが亡くなる直前、彼は大声で、「助けてくれ! 助けてくれ! 見ろ!」と叫びながら、足元をさし、恐怖に震える声で言いました。 「たくさんの悪霊が来て、私を地獄へ連れて行ってしまうんだ! 助けてくれ!」 彼は、そう叫びながら亡くなっていきました。 その時、私が恐れながらKの足元を見ると、そこに真っ黒なトンネルがありました。 そして、その中から真っ黒な服を着て真っ黒な帽子をかぶった悪霊が出て来ました。 老人の遺体からも、何か灰色の柔らかそうな「もの」(それは老人の体の形に見えました)が出て来ました。 そして、その「もの」は、悪霊によって引っ張られて暗いトンネルの中に連れて行かれ、消えて行ってしまいました。 突然、部屋は氷のように冷たく寒くなり、遺体だけがそのままベッドに残っていました。 私は夢を見たのでもなく、幻を見たのでもありません。しっかりと目がさめていました。 あれは、灰色の「たましい」なのでしょうか。 それだけではなく、私は悪霊までも見たのです。 私は、「ああ、福音を伝えなければならない、しっかりとイエス様にとどまらなければならない」と思いました。 Kが亡くなって数週間後、彼の村から一人の方が訪ねて来ました。 それで私は知ったのですが、彼が若かった頃、彼の住んでいた村に大リバイバルが起こり、毎晩毎晩、村の教会で伝道集会が開かれ、多くの人々が救われたそうです。 その時、Kも伝道集会に出席しましたが、どうしてもイエス・キリストを救い主として受け入れる決心をすることができませんでした。 ある晩のこと、集会中でしたが、Kは立ち上がり、大声で、「聖霊よ、出て行け! もう私の所へ来ないでくれ」と叫んで、外へ出て行きました。 その日以来、彼はまるで別人のようになり、心が石のように硬く、冷たくなり、神様の御声を二度と聞くことがなかったそうです。 聖書に、「語っておられる方を拒まないように注意しなさい」と書いてありますね。(ヘブル書12・25参照) 地獄は本当にある恐ろしい所です。 悪霊も実際にいます。 地獄へ引っ張られて行く人を、私はこの目で見たのです。 だれも、地獄が人生の最後の終着駅となることのないように、主イエス・キリストをしっかり信じていただきたいと、私は心から祈っている者です。 |
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【1】全くちがう二種類の聖書 |
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