●イエス様に浴びせられた批判・悪口・中傷
イエス様がいやしの働きをなさった時のことが、聖書に書かれています。
「悪霊につかれていて、盲目で口のきけない人が彼のもとに連れて来られた。
彼がその人にいやしの奉仕をなさると、盲目で口のきけなかったその人は、しゃべることも見ることもできるようになった。
すると、群衆はみな正気を失うほど驚き、『この方がダビデの子ではないだろうか?』と言っていた」(マタイ12・22、23) |
神の偉大なわざが現される時、大ぜいの人が感嘆し、神をほめたたえます。
しかし、そのことに対して100パーセントの人々が称賛するわけではありません。
そのことに対して否定的な見解を抱き、批判・悪口・中傷をする一部の人々が、いつの時代にもいるようです。
この同じ出来事について、ルカの福音書には、こう書かれています。
「その悪霊が出て行くと、口のきけなかった人はしゃべり、群衆は驚嘆した。
ところが、彼らの中の幾人かが、『彼は、悪霊どもの長のベルゼブルによって悪霊どもを追い出している』と言った」(ルカ11・14、15)
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そう言ったのは、「パリサイ人たち」(マタイ12・24)と、「律法学者たち」(マルコ3・22)でした。すなわち、当時の聖職者たちでした。
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