【証言7】
「…地獄の大海原の表面から二千フィート(600メートル)ほど上方のところで、私の体に打ち当たっていた痛みは、圧倒するばかりの、耐えがたい、信じがたい、そして、すべてを焼き尽くしてしまうほどのものでした。
私の両方の肺は燃えていました。
私の両目は焼かれており、飛び出しそうに感じました。
私の服はすでに焼かれていて、溶けて私の肉にくっついていました。大やけどを越えていました。…
私は自分が向かって進んでいる方向を見下ろしました。
火の湖の表面に、小さな黒い物体のようなものが激しく上下に動いているのが見えました。
…ところが、それらの物体の両端に手足が付いていました。そして、それらの手足は、前後に、また前後にと波のように揺れており、死に物狂いの動きをしていました。
突然、私は自分が何を見ているかに気付き、私の奥底から、深い、苦痛のうめきを吐き出しました。
これらの動いている黒い物体は、人間たちにほかならかったのです! 人々です!
彼らは、あらゆる国と文化と民族と言語の、大ぜいの人類でした。
そして彼らは悲鳴を上げ、うめき、金切り声を上げており、その渦巻く溶岩の中で、ひっくり返され、投げ飛ばされ、真っ逆さまにされ、さらわれていました。…
それは永遠に呪われたたましいたちでした。
それは、希望も、逃れることも、助けも、苦痛からの救助も、全くないたましいたちです。
もしかすると、これらの人々は、みなさんや私が知ったことのある人たちかもしれません。
キリストを愛することなく死んだ父たちや母たち、兄弟たちや姉妹たち、おばたち、おじたち、近所の人々、友人たちです。…
神は義なる神であられるゆえ、罪を裁かなければなりません。
これらの人々がこの真理を発見した時は、もう手遅れでした。
というのも、彼らが死んで目覚めたら、硫黄と火の、恐ろしい、煮えたぎる湖の中だったからです。
彼らには、逃げ道は全くなく、苦痛からの助けも全くなく、将来への望みも全くありません。
これらの人々には、終わることのない拷問の苦しみと、寂しさと苦痛以外、待ち望むべきものは何もありません。
彼らの体は、バーベキューの炉で焼かれすぎたチキンのように真っ黒に焼かれていました。
決して終わることのない地獄の、その消えることのない炎が、彼らのたましいを真っ黒にしていました。
その場所にいた人々は、生きて動いている木炭のかけらのように見えました…」
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